• 2018.07.23[ニュースリリース]

    【調査】妻が思う夫の家事・育児の時給は最低賃金以下! ~家事・育児における夫婦間の意識のすれ違いが明らかに~

    2018年7月23日

    株式会社カジタク

     

     

    ~家事・育児における夫婦間の意識のすれ違いが明らかに~

     

    【 妻が思う夫の家事・育児の時給は最低賃金以下! 】
    妻の11.7%は100円未満と回答

     

    【 夫婦間の"すれ違い"は日常生活のストレス要因に 】
    まもなく平成も終わろうとしているこの時代に、今も昔も変わらない?

     

     

     イオングループで家事支援サービス事業を手がける株式会社カジタク(本社:東京都中央区、代表取締役社長:澁谷祐一、以下「カジタク」)は、20~59歳の既婚の男女を対象とした夫婦の家事・育児分担の実態および意識の違いに関する調査を実施いたしました。調査概要および調査結果は下記をご参照ください。

       

    調査概要

    調査手法  :インターネット調査(WEBアンケート)

    調査対象者 :性別  男女

           エリア 東名阪(東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、京都、大阪、兵庫)

           年代  20歳~59歳

           未既婚 既婚

    サンプル割付: 性別(2区分)×年代(4区分)×同居子ども有無(2区分)本人と配偶者の職業

           (2区分)×50サンプル 合計32セル  各セル50計1600サンプル

    調査期間  : 2018年6月30(土)~7月2日(月)

       

    調査結果のポイント 

    1.妻が思う夫の家事・育児の時給は東京都の最低賃金より低い784円。妻の11.7%は100円未満と回答
    2.日常の「ストレス」に夫婦間のすれ違い。「家事」がストレスであると回答した妻は46.4%に対し、夫は13.1%。また、夫の家事・育児に関するストレスは「妻との家事・育児への価値観の違い」(41.4%)

    3.妻と夫の家事分担は30項目中22.0個対7.6個

    4.妻の約50%が平日の夫の家事・育児について「全くしていない」と回答
    5.夫が評価される家事No.1は「ゴミ捨てに行く」 /妻が夫にやってほしい家事・育児No.1は「風呂を掃除する」

       

    ▼カジタクのハウスクリーニング

     https://www.kajitaku.com/house-cleaning/


    【本件に関する報道関係者様からのお問い合わせ先】
    [カジタクPR事務局](株式会社サニーサイドアップ内)
    担当:浅野 憲央(携帯:070-3190-3708) /石黒 誠(携帯:070-1639-9622)
    佐川TEL: 03-6894-3201 FAX:03-5413-3051 E-mail:kajitaku@ssu.co.jp

     

     

    1.妻が思う夫の家事・育児の時給は東京都の最低賃金より低い784円。
      妻の11.7%は100円未満と回答

     「もし仮に、仕上がりや出来栄えを考慮し、あなたご自身および配偶者が行う家事・育児に時給をつけるとしたら、いくらくらいだと思いますか」という質問に対し、妻が思う夫の家事・育児の時給の平均額は784円でした。これは、東京都の最低賃金(地域別最低賃金/2017年10月1日改正)の時給額958円よりも174円低い金額となります。

       

    また、妻の11.7%は夫の家事の時給を100円未満と回答。また500円未満と回答した妻(13.2%)と合わせると24.9%と全体の1/4にものぼりました。一方、1,000円以上と回答したのは23.1%で、夫が自分自身の時給を1,000円以上であると回答した人(36.7%)よりも13.6ポイントの差がありました。

       

    ちなみに、夫が思う妻の家事・育児の時給は1,340円に対し、妻自身が思う自身の時給は1,263円となっており、妻が思う自分自身の時給よりも、夫が思う妻の時給の方が高く、妻の家事・育児を高く評価している結果となりました。

       

    【あなたご自身および配偶者が行う家事・育児の時給】hyo1.png

       

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    2.夫婦で日常の「ストレス」に差。妻のストレスNo.1は「家事」(46.4%)、夫の「家事・育児に関するストレス」は 「妻との家事・育児への価値観の違い」(41.4%)

     妻の日常生活におけるストレスの原因は「家事(46.4%)」である一方、夫は「家事」に対してストレスと感じている人は13.1%と33.5ポイントも低く、妻と夫の間で最も差がありました。また、夫が日常生活におけるストレスとして最も多く挙げていたのは「仕事先・学校」で、妻(15.5%)との差は24.5 ポイントでした。

       
    また、家事・育児に関するストレスについての質問では、特に子どもと同居している働くママの「忙しくて自分が思ったような段取りで家事・育児ができない」(54.3%)と「家事・育児が忙しくて自分の時間が取れない」(54.3%)という回答が目立ち、育児をしながら働いている女性は、とにかく「忙しい/時間がない」と感じていることがわかります。一方、夫は41.4%が「配偶者と家事・育児への価値観が違う」事と回答、次いで、「家事・育児の不満を配偶者に言い辛い」(30.7%)となっており、家事・育児に関しては、夫婦間で異なる点にストレスを感じていることが判りました。

       

    【日常生活でストレスに感じること】

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    【家事・育児でストレスに感じること】

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    3.平日の妻と夫が分担する家事項目比率は22.0個対7.6個   

     主な家事・育児の30項目のうち、自分が行っている項目を挙げてみてもらったところ、平日で妻が行う家事・育児は平均22個、夫が行う項目は平均7.6個となり、妻は夫の約3倍の家事・育児項目を行っていることがわかりました。

     

    休日は妻が21.1個に対して夫は9.8個で、若干休日は夫の項目が増えているものの、平日・休日ともに、多くの家事・育児を妻が担っていることがわかりました。

       

    【家事の分担】

    〈平日〉

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    〈休日〉

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    4.妻の約50%が平日の夫の家事・育児について「全くしていない」と回答。

     「あなたと配偶者は、一日当たり、どのくらい家事・育児に時間をかけていますか」という質問に対し、夫婦間での意識の差が最もあったのが平日の夫の育児・家事の時間についてでした。夫の家事・育児を行っている時間の回答として最も多かったのは、1日1時間くらい(52.9%)で、「全くしていない」という回答は17.4%でしたが、妻は夫は平日に家事・育児は「全くしていない」と回答している人が49.9 %でした。

       

    一方、妻が家事・育児に5時間以上費やしていると回答している夫は、平日・休日ともに40%以上いましたが、妻が5時間以上と回答したのは、平日(33.2%)、休日(33.5%)と、夫が思うよりも短い時間で家事・育児をこなしているようです。

       

    〈平日〉

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    〈休日〉

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    4.夫が評価される家事No.1は「ゴミ捨てに行く」

      妻が夫にやってほしい家事・育児No.1は「風呂を掃除する」

     「あなたの夫が行っている各家事・育児について伺います。満足度が高いものから順番に、10位まであてはまるものをお選びください。」という設問と、該当する項目に対する妻の評価を重ねてみると、妻の満足度が高い、夫が行っている家事・育児とは、「ゴミを捨てに行く」(53.6%)、「買い物へ行く」(48.9%)、「風呂を掃除する」(33.5%)の順でした。

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    妻が夫に思う、出来が悪い家事・育児のTOP10は、「洗濯ものをたたむ。」(42.2%)、洗濯物を干す(37.9%)、夕食の食器を洗う(37.6%)となっており、妻が夫にもっとやってほしい理事・育児TOP10では、「風呂の掃除」(48.2%)や「部屋を片づける」(45.8%)「掃除機をかける」(41.1 %)となっています。

       

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    〈株式会社カジタク 担当者からのコメント〉

       

    家事代行で「自分を取り戻す時間」を

    家事に関する夫婦間の認識の違いについては、様々な意識調査が行われています。 

    もちろん、妻が考える夫の家事・育児に対する時給が最低賃金以下だったことも、驚きでしたが、今回の調査で注目した のは、夫婦における日常生活のストレスの要因です。

     

    妻の「日常生活のストレスの要因」のNo.1は「家事」(夫は13,1%)、夫のNo.1は「仕事先・学校」(妻は13.1%) で夫婦間での「差」のある要因の1番目と2番目となっています。妻の「家事・育児」VS夫の「仕事」という図式は、女性 が社会で活躍する時代になっても、まったく変わっていないことに、改めて、弊社のサービスを通じての取り組みがまだまだ足りていないことを痛感いたしました。  

     

    カジタクは、家事サービスをとおして、「家事・育児・仕事に追われる女性」に"自分を取り戻す時間"を提供したいと考えています。そうなれば、日常生活における「忙しすぎる女性」達の日常の「ストレス」を軽減できるだけでなく、夫のストレス として挙がっていた「家事・育児への価値観の違い」を埋める時間にもつながると思います。   

     

    カジタクは、家事サービスが皆さまの生活のインフラとなり、お客さまの生活を豊かにすることを目指して参ります。