【検証シリーズvol.4】 Yシャツの襟汚れは粉石鹸と漂白剤で落ちるのか!?

こんにちは。マーケティング部の佐竹です。

台風10号が接近中です。週明けに進路が変われば日本直撃。変わらなければ、さようなら。

台風が発生しだすと、そろそろ季節も秋だな、と毎年思いを巡らしながら空を眺めています。



さて検証シリーズ第四弾の今回は、【襟汚れを一番きれいにすっきり取る方法!煮洗いですっきり!?】

夏の暑さを味方につけ、強固な防御網を築く襟汚れ。その壁を打ち崩せるよう、頑張ってみます!



【用意するもの】

○粉石けん  ○酸素系漂白剤

まず鍋に4Lのお湯を注水。

粉石けん(5g 小さじ山盛り1杯)を入れ、
よく溶かします。

注意点として、粉石けんは20度以下では
溶けにくいので、それ以上で。

今回はぬるま湯(30度~40度)を準備しました。



次にシャツを入れ、静かにかき混ぜていきます。

さて、今度は酵素系漂白剤の出番です。

30mlを混ぜ、また静かにかき混ぜます。

あわせて「汚れよ、落ちろ」と念を送るのもアリです。


そのままひと煮立ち

直ぐに火を止め、冷めるまで時間をおきます。

秋に気持よく着れるか、ここが別れ道です。

汚れが水に溶け出している気が。。。気だけか?

いや、これは、もしや。。。。

汚水を捨てて、水でジャブジャブすすいで、、、、、


すごい! 落ちた!

ここ半年忘れかけていた笑顔を取り戻せました。

なかなかの落ち具合です。ちょっと手間ですが、捨てようと思っていたシャツが復活して嬉しい。。。

しかし、これはどのようなメカニズムが働いたのでしょうか。


襟の汚れは、汗をかいた時に一緒に排出された皮脂が、時間とともに酸化し黄ばみへと変化したもののようです。


酸性の汚れにはアルカリ性!ということで酵素系漂白剤と粉石けんの出番。

どちらもアルカリ性で、併用することで洗浄力を高めてくれるようです。さらに煮沸することで皮脂溶が溶けやすくし、その力を極限まで高めます。

なるほど!


名取さん 「温度は60度を超えて時間が経ち過ぎると、再汚染と言って汚れが落ちない状態になるので気を付けてください」

ひたすら煮れば良いというものではないんですねー。今週もありがとう、名取さん。


皆さんのおうちの汚れたYシャツ、諦める前にぜひ試してみてください。

今週はこれにて。


佐竹