【検証シリーズ vol.13】遠くのバラより近くのたんぽぽ。風邪対策の救世主はみかんって本当なの!?

〜年の瀬ですね〜
この時期になると、「実家から送ってきた」とか、「お土産で」とか、「お裾分け」だとかで、何かとみかんをもらう機会ってないですか?
いま、佐竹の手元にもいただきもののみかんであふれている次第です。
でもね、正直言うと、みかんってあんまり好きじゃないです。
皮を剥くのが面倒だし、手が汚れるし。ありふれてるし。幼稚園の時に戻したトラウマあるし。
佐竹、桃派なんですよねー、ぶっちゃけると。
ということで、人にさっさとあげてしまうみかん。
ところが調べてみると、とてつもないポテンシャルを秘めた存在だということがわかりました。
実はみかんは只野仁のごとく、無害を装いつつも出るところで出る男前だったのです。
さっそく検証してみましょう。


【1日2個のみかんで成人が1日に必要なビタミンC摂取量を補える】

「みかんが黄色くなると医者が青くなる」といった諺がある様に、みかんのビタミンC含有量は果物の中でもトップクラス。
ビタミンCには免疫力を強める働きがあるので風邪予防にもってこいです。


【寒い冬、美味しく食べるなら焼きみかんがオススメ。】

軽く水で洗い、オーブントースターで10分ほど丸ごと焼いちゃいます。
表面が軽く焦げ付き、膨張してパンパンになったら食べごろ。
皮に多く含まれる成分が果肉に浸透し、甘みも増します。さらに、無農薬なら皮ごと食べられるっ!


佐竹、恥ずかしながらそんな食べ方知らなかったので早速試してみます。
どれ一口。


「あ、あまい!」
不思議と焼き芋のような香りと味がします。
皮は十分に焼けば、そんなに気にならないかな。


【余った皮は乾かして陳皮に】

皮をむいて食べる場合も、余った皮は捨てない様に。
実は果肉よりも栄養分がつまっている皮。
日光の当たる場所に1日程度干して乾燥させます。
漢方の世界では"陳皮"と呼ばれ、消化促進などの薬として重宝されています。


【陳皮はネットに入れてみかん風呂として使うのがオススメ】

乾かした陳皮を水切りネットに入れます。
だいたいみかん5〜6個ぶんで十分です。


生まれて初めてのみかん風呂。
効果をはっきり感じたのは、湯上り後でした。
パジャマを着た後も、体がポカポカして汗をかく勢いです。
これはオレンジオイルが皮膚に膜を張って体の熱を逃さない様にするため。
湯冷め防止として使えると思います。
また陳皮はお茶にしたり、粉末状にして料理に使ったりと実に様々な使い道があるのです!
【検証を終えて】

ナメてました。侮っていました。みかんのことを。
今は、ひどい扱いをしてきたことをお詫びしたい気持ちでいっぱいです。
ごめんなさい、そして、ありがとう。
見捨てないでいてくれて。
不摂生が続いていたので、いただいたみかんを食べて養生しようと思います。

そして、本年度もたいへんお世話になりました。
皆さまが、年末年始を健康に、楽しく過ごしてもらえれば、これ以上のことはありません。
来年度もカジタクをよろしくお願いいたします。


佐竹